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2007/07/20

「The Last Laugh」(パルコ劇場)

7月19日木曜日は三谷幸喜の「笑の大学」の英語アダプテーション、「The Last Laugh」をパルコ劇場で。ラブアクチュアリーやハリーポッターなどの映画にも出演している有名な役者さんが出て、うまくこなしているし、アダプテーションもうまく作っていると思う。

客入りは正直悪い。英語と言うだけで三谷作品でさえ敬遠する日本人の根性はなんなんだ。しかも字幕付きだよ? 日本の英語教育は英語に対する苦手意識しか育てなかったのかな。The Beeロンドン版のチケットの売れ行きがよくなかったことも含めて、本当に恥ずかしい限りというか、いわゆる演劇ファンと言われる人たちに対しての怒りに近いものさえ感じる。


自分の感想はというと、残念ながら、The Beeの後に見たのが悪かった。三谷さんが脚本をいわば「丸投げ」して、翻案も演出も絡んでないのと、野田さんが英語で脚本を作り自ら演出、出演した作品とでは凄味が違う。もちろん作風も違うというのはわかっているのだが・・・。三谷さんのがセリフ劇の要素が強いというのもあるが、伝わってくるものの強度が違いすぎてしまった。申し訳ない、としかいいようがない。セットも含めて、どうも乾いた感じの演出に思えてしまった。暗転が多いのも気になる。西村・近藤の性格俳優としての味がある日本版の映像を翌日見たけれど、やはりそちらの方が情緒的な終わり方でもあり、自分にはぴったりと来る感じがした。

ウェストエンドでロングランを目指すそうなので、(来年はじめからの)結果が気になるところではある。

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