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2006/05/15

これまでの観劇と5月後半の予定

なかなか芝居も観に行けないし、このブログも放置がち。なんだか忙しいなあ。4月は前の記事に書いた芝居以外に新国立劇場の「マテリアルママ」(岩松了脚本・演出・出演)も観た。難解な内容だったけれど、青い車が最後に青いドレスになっていくあたり、そして「青い鳥」のテーマとからめられて、象徴的な深みがあった。出演者もよかったと思う。その後はGW初日の、さいたま芸術劇場の「タイタス・アンドロニカス」。初演と変わらぬ迫力と胸に来るメッセージ。演出の変化も。

連休はそれだけで、先週末の土曜日にひさしぶりのハシゴ。マチネは青年団の「上野動物園再々々襲撃」を紀伊国屋サザンシアターで。金杉忠雄の脚本を平田オリザが演出したのかと思っていたら、平田さんが金杉の芝居をもとに脚本から書いたものだった。

それにしてはいつもの平田オリザ風の人工的な臭さがなかったのはやはり原作の風味なのだろうか。ひらたよーこさんもひさしぶりに舞台で拝見。内容もなかなか胸に迫るものがあった。もう少し年齢が上の人たちの話だけれど。「月の砂漠」の歌が心に残る。

そして夜はコクーンで「白夜の女騎士(ワルキューレ)」。野田秀樹の伝説の舞台を蜷川演出で。いやー、楽しかった。みんなはじけているよ。いろんなミスも勢い余ってという感じ。はらはらドキドキとさせてくれる2時間30分(休憩20分含む)。勝村さん、かなり面白い。山口紗弥加もはじけている。鈴木杏は可愛い。と眼福のひとときでもあった。松本君のファンの人も多いのだろうけれど、スタンディングのカテコでなんだか自分も立ってしまった。

この日は睡眠三時間だったんだけど、いやー疲れないもんだね。いい芝居を観ていると。

5月後半もあまり予定はなし。来週末は新国立で「Into the Wood」初演のときは見切れ席だったのでリベンジということで。再来週はやはり新国立の「やわらかい服を着て」とバレエ「こうもり」である。大人計画とか観たいんだけどな。時間もチケットも手に入るかどうか。

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コメント

今井様、お久しぶりです! しばらくエントリーがなかったので心配していました。記事を拝見してホット安心。今井様の演劇評論はとても素晴らしいので楽しみにしています。私は昨日 能を見に行ってきました。今朝はちょっと仕事が忙しいのであとで感想を書くつもりです。

投稿: Tama-nyanya | 2006/05/17 10:42

Tama-nyanya様

いつもご愛顧ありがとうございます。おほめの言葉をいただきましたがなかなか更新できず恐縮です。メールもなかなか書けず失礼しています。どちらもぼちぼちやっていきますので長い眼で見てくださいね(笑)。「クラリモンド」いかれたらまた教えてください。僕は予定に入れられませんでした。

投稿: BP | 2006/05/18 02:03

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昨日 新作能「ガラスの仮面」を ル・テアトル・銀座に見に行った。久々の観劇でまずまずの感激!? あとでゆっくり感想を書くことにして、帰りの地下鉄で思ったこと。演劇の魅力は抽象画に似ている。 映画の写実的リアリティや、文学のデッサン的創造の世界に比較すると、限られた空間で限られた人数で表現される演劇は見る者の想像力で読み進めるという意味で、抽象画に似ている。これ、私の素人的感覚です。 今後みたい演劇としては、ダ�... [続きを読む]

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