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2005/02/10

宇宙堂第5回公演『花粉の夜に眠る戀』

渡辺えり子が、「オールドリフレイン」の題名で、「劇団3○○」時代に初演したものの再演。尾崎翠の「第七官界彷徨」をモチーフにしているとのこと。

(観劇日 2月7日(月)19:00開演)
上演時間約2時間30分(休憩なし)

同じ2時間超休憩なし、の芝居でも、紀伊国屋ホール(椅子が硬い)やシアタートラム(ベンチ型の椅子)と違うせいか、あまり疲れずに観劇。

「アングラのしっぽ」を感じさせる舞台。いや、アングラそのものか。尾崎翠と思われる女性の晩年(渡辺えり子)のシーンから始まり、戦後、翠の若き日の姿と思われる町子(杉嶋美智子)の時代、そして夢の世界からルーマニアへと。目眩く時空の変転と「てなもんや三度笠」まで登場する荒唐無稽さとチープさはまさに唐的である。と同時に、弦楽四重奏者たちの練習風景が折り込まれて、大正ロマン風の、古きよき雰囲気に浸る側面もある。ただ、最終部の立ち回りは時間が長いこともあって、さすがにちょっとしつこい感もあった。

渡辺えり子氏は、客演の演技しか見たことがなかったのだが、自分の劇団ではのびのびとして、軽やかで良く動く印象。一助(いちすけ)役の山崎氏は全体の牽引役としてうまい。町子役の杉嶋さんも夢見る詩人の純粋な初々しさを良く出していて特に印象に残った。劇団員を中心とした「骸骨のダンス」「うんこダンサーズ」もインパクト大きかった。

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宇宙堂第5回公演「花粉の夜に眠る戀 〜オールドリフレイン〜」
本多劇場 2005年2月4日(金)〜2月13日(日) 
かめありリリオホール 2月15日(火)
(観劇日 2月7日(月)19:00開演 K列中央ブロック)
上演時間約2時間30分(休憩なし)
パンフレット 500円

作・演出・出演 渡辺えり子
出演 宇梶剛志 山崎清介 金井由信 杉嶋美智子 土屋良太 他宇宙堂劇団員

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