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2004/11/26

ディファイルド

水曜日にシアターコクーンで見る。テクノロジーへの古いかたちの根拠なきアレルギー。いまではある意味陳腐なテーマ。図書館のカード目録がコンピュータに変わることに抵抗して立てこもる男。なぜあのように幼稚な人物造形になったのか?主張の中には消えていく美しいものへの正当な愛着もあるが、それらは消えていかない。僕らの孫でさえ、谷川の冷たい水に足を浸しながら釣りを楽しむだろう。テクノロジーが栄えれば栄えるほど、人間は顔と顔、目と目、肌と肌とのふれあいを求め、大切にするだろう。カード目録についての彼の分析には明らかな間違いがある。検索するのは人間そのものの脳なのだ。カード目録の使い勝手がよいわけではない。よい司書が必要なのだ。お二人とも映像の役者さんという感じがした。舞台での力量は弱い。それに人物を無機的に描くこの演出家の演出では、人柄の深さを表現できない。(単に自分が苦手なだけかな?)戯曲にも演出にも役者にも弱いところがある。テーマがITが現れたばかりの頃の一昔前の時代にありがちな的外れのテーマではないのか。うーん。

シアターコクーン

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